自己組織化でのリーダーのあり方〜石丸弘さん〜

今回は自己組織化がすすむかでのリーダーのあり方について
お話したいと思います。

まず大前提として、これが”正解”がないというのが精密な言い方だと思っています。

なぜなら自己組織化がすすんでいくと
居るメンバー、組織の存在目的などによって
千差万別なカタチに進化していってしまうからです。

なのでその進化のカタチに合わせてリーダーのあり方も
柔軟であるといいのだと思います。

それはグッドニュースという意味では
旧来からのリーダーシップがすべて無駄になるわけではなく
使える技術やあり方もあるということを意味します。

その上で、ラダーシップという一つのありかたをここに提示してみるので参考にしてもらえればと思います。
ラダーシップはギフト経済に共鳴する60万人を超えるコミュニティを生み出したニップンメッターさんから学んだ概念です。
ラダーとは梯子(はしご)という意味です。

リーダーシップのイメージは先頭に立って導いたりリードしたり引っ張ったり
そんなイメージだと思いますが、ラダーシップは真逆です。

一番うしろで全体を常に眺めています。
そして、必要なところに梯子をかけていく
そんなリーダーのあり方です。

例えば
ある商品をセカイに広めようという話になったときに
ある人は、イベントをしよう言い
ある人は商品概念を表すマークを創ってバッジにしようという
アイデアが出たとします。

それぞれやりたいように進めていく中で
イベントは成功して順調。

でもバッジ制作のほうが難航しているというのを
見かけたとしたらそこでラダーの出番です。

メンバーにどこが滞っているのかを確認して
それを解決するアイデアを一緒に考えたり
ときには専門家に繋いだりして解決していきます。

あるいはすごく小さな梯子として
困っている社員さんの話をきき、それは○○さんに
相談するとすぐ解決するかもねって伝えてあげる
そういうことも実体験としてよくやっています。

こうしたサポートの末にそれぞれのプロジェクトメンバは
成長し自信や誇りを手に入れていきます。


そんな、自然とメンバーの成長とプロジェクトの成功両方を
大切にするあり方がラダーシップという概念です。

 

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